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臨床意義 |
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フェリチンは,内部に鉄を貯蔵する中空部分をもつ分子量約44万の可溶性蛋白である。2種のサブユニットH型(心型)と,L型(肝型)が24個集合している。アイソザイムにならって,イソフェリチンとも呼ばれる。 フェリチンは,肝臓・脾臓に多量存在し,腸粘膜・胎盤・心臓・腎・赤血球など広く分布しており,体内の貯蔵鉄量との間に一定の関係(成人の血清フェリチン1mg/ml=貯蔵鉄8mg/ml)があり潜在的鉄欠乏症や,鉄過剰症の診断には欠かせない検査である。また,急性・慢性骨髄性白血病,肝癌,膵癌での治療効果・モニタリングにも有用である。
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異常値を示す病態・疾患 |
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減少する疾患 真性多血症、鉄欠乏性貧血、妊娠、発作性夜間血色素尿症 上昇する疾患 ヘモクロマトージス、ホジキン病、悪性リンパ腫、悪性貧血、胃癌、感染症、肝癌、肝硬変、急性肝炎、急性膵炎、骨髄線維症、再生不良性貧血、細網肉腫、腎疾患、多発性骨髄腫、鉄芽球性貧血、白血病、不良性貧血、慢性肝炎、膵癌
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参考文献 |
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唐澤 美佳 他:医療と検査機器・試薬 29(5):493〜497,2006.
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