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臨床意義 |
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副甲状腺から分泌されるインタクトPTHは,84個のアミノ酸から成るペプチドで,主に骨や腎臓に作用して,血中カルシウム濃度の恒常性の維持に関与する。腎に作用する時に尿中cAMPを増加させる。血中でPTHは容易に34-35位が切断され,活性型1-34(N末端側)と不活性型35-84(C末端側)となり,各々フラグメントと呼ばれる。インタクトPTHとN末端フラグメントは血中できわめて不安定であるが,C末端・中間部断片は代謝が遅く安定している。 PTHは,カルシトニンやビタミンDと共に生体内のカルシウムおよびリン酸代謝を調整する重要なホルモンである。PTHは骨と腎臓が標的器官であるが,ビタミンDの活性化を介して間接的に腸管にも作用している。したがって,血中PTH濃度の測定は,カルシウムおよびリン酸代謝に関与するこれら各臓器の機能を検査する上で重要な指標となる。
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異常値を示す病態・疾患 |
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高値疾患 ビタミンD欠乏症、原発性副甲状腺機能亢進症、続発性副甲状腺機能亢進症、慢性腎不全 低値疾患 ビタミンD中毒、悪性腫瘍の骨転移(高Ca血症)、術後副甲状腺機能低下症、特発性副甲状腺機能低下症
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参考文献 |
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山岡 美穂 他:医学と薬学 46-5-753〜758 2001
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岩田 由美子 他:医学と薬学 53-5-643〜647 2005
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