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臨床意義 |
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α1-アンチトリプシン(α1-AT)は分子量51,000で394個のアミノ酸からなる糖蛋白である。生理的役割としては血中の最も主要なプロテアーゼインヒビターであって、種々のセリンプロテアーゼを阻害する。α1-ATは主に肝細胞で生成され、種々の炎症時に血中に増加する急性相反応物質の一つであり、炎症性疾患,悪性腫瘍の指標となる。また血中で遺伝的に著明な減少を示すα1-AT欠乏症が発見されて臨床的に注目されるようになった。α1-AT欠乏症は常染色体優性遺伝の形式をとり、小児肝硬変,若年性肺気腫などと高率に合併し、これらの疾患はα1-ATの関与が考えられている。
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異常値を示す病態・疾患 |
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減少する疾患 ネフローゼ症候群、悪液質、栄養不足、肝実質性障害、劇症肝炎、小児肝硬変、新生児呼吸切迫症候群、蛋白漏出症(欠乏...若年性肺気腫)、肺疾患(とくに肺気腫など) 上昇する疾患 ストレス症候群、悪性腫瘍、感染症(急性,慢性)、急性・慢性炎症性疾患、血液疾患、避妊薬の作用
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参考文献 |
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櫻林 郁之介 他:臨床病理 特53−71〜81 1983
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三宅 和彦 他:日本臨床 53−増−193〜197 1995
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