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検査項目レファレンス/総合検査案内


  
生化学的検査/脂質関連物質

HDL2,3コレステロール

[0188-6]
検体・容器
  血清 1.5mL ポリスピッツ 冷蔵

  検査方法: 超遠心法
  基準値:
HDL2 コレステロ-ル
 M 16.0〜61.0F 23.0〜73.0(mg/dL)
HDL3 コレステロ-ル
 M 13.0〜25.0F 13.0〜24.0(mg/dL)
  所要日数: 2〜4

  臨床意義
 
HDLは水和密度が1.063〜1.21 で最も密度が高く,粒子径が最も小さいリポ蛋白であり,さらに細かく分類されHDL2とHDL3の亜分画が存在する.
HDL3は末梢の細胞膜よりコレステロール(遊離型)の取り込みを行い,LCATの作用によりコレステロールをエステル型とし,粒子のコアに貯蔵してHDL2へと変化する.HDL2に取り込まれたコレステロールの代謝には二通りあり,一つはHDL2ごと肝臓に直接取り込まれ,胆汁酸として排出される過程,もう一つはHDL2中のコレステロールのみCETPによって他のリポ蛋白に転送される過程がある.
以上の代謝により,コレステロールは末梢より除去される.こうしたHDLによる代謝はコレステロール逆転送と呼ばれ,HDLが動脈硬化症進展阻止因子として働いていることを示唆している.HDLをHDL2とHDL3に分別定量することにより,より細かい動脈硬化症進展阻止因子についての情報が提供される.
  異常値を示す疾患
 
減少する疾患-(1) 一次性
Tangier 病、アポA-Iミラノ病、魚眼病
減少する疾患-(2) 二次性
高リポ蛋白血症(T,V,W,X型)、透析、動脈硬化、慢性腎不全、無βリポ蛋白血症
上昇する疾患-(1) 一次性
家族性高αリポ蛋白血症
上昇する疾患-(2) 二次性
糖尿病(インスリン治療)
参考文献
     Bronzert TJ et al:Clinical Chemistry 23−11−2089〜2098 1977
     板倉 弘重:日本臨床 57−S2−35〜38 1999
  関連項目
  HDL-コレステロール定量アポリポ蛋白 A-Tアポリポ蛋白 A-U

(c)SRL,Inc.,2010

  臨床意義
 
HDLは水和密度が1.063〜1.21 で最も密度が高く,粒子径が最も小さいリポ蛋白であり,さらに細かく分類されHDL2とHDL3の亜分画が存在する.
HDL3は末梢の細胞膜よりコレステロール(遊離型)の取り込みを行い,LCATの作用によりコレステロールをエステル型とし,粒子のコアに貯蔵してHDL2へと変化する.HDL2に取り込まれたコレステロールの代謝には二通りあり,一つはHDL2ごと肝臓に直接取り込まれ,胆汁酸として排出される過程,もう一つはHDL2中のコレステロールのみCETPによって他のリポ蛋白に転送される過程がある.
以上の代謝により,コレステロールは末梢より除去される.こうしたHDLによる代謝はコレステロール逆転送と呼ばれ,HDLが動脈硬化症進展阻止因子として働いていることを示唆している.HDLをHDL2とHDL3に分別定量することにより,より細かい動脈硬化症進展阻止因子についての情報が提供される.
  異常値を示す疾患
 
減少する疾患-(1) 一次性
Tangier 病、アポA-Iミラノ病、魚眼病
減少する疾患-(2) 二次性
高リポ蛋白血症(T,V,W,X型)、透析、動脈硬化、慢性腎不全、無βリポ蛋白血症
上昇する疾患-(1) 一次性
家族性高αリポ蛋白血症
上昇する疾患-(2) 二次性
糖尿病(インスリン治療)
参考文献
     Bronzert TJ et al:Clinical Chemistry 23−11−2089〜2098 1977
     板倉 弘重:日本臨床 57−S2−35〜38 1999
  関連項目
    HDL-コレステロール定量アポリポ蛋白 A-Tアポリポ蛋白 A-U

  検査方法: 超遠心法
  基準値:
HDL2 コレステロ-ル
 M 16.0〜61.0F 23.0〜73.0(mg/dL)
HDL3 コレステロ-ル
 M 13.0〜25.0F 13.0〜24.0(mg/dL)
  所要日数: 2〜4

検体・容器 
血清 1.5mL ポリスピッツ 冷蔵

(c)SRL,Inc.,2010