| |
クラミジアは従来Chlamydia trachomatisとC.psittaciの1属2種とされていたが,1989年にC.pneumoniaeが,また,1992年に反芻獣のクラミジアをC.pecorumとすることが提唱され,現在では1属4種となっている。 オウム病はC.psittaciによって起こる疾患で,鳥類ではオウム類,インコ,カナリアなどの愛玩鳥をはじめ,ハト,スズメ,カモメなどの野鳥,アヒル,シチメンチョウなど各種の感染鳥類からの直接接触,および鳥の排泄物や羽毛の中の菌の吸入により感染し,間質性肺炎を起こす。潜伏期間は7〜14日で,悪寒,発熱,咽頭痛,倦怠感,頭痛を伴い発病する。インフルエンザ,マイコプラズマによる異型肺炎との鑑別診断が必要である。熱は39〜40℃に達することもあり、高熱の割に徐脈,肺炎を合併,乾性咳嗽,多呼吸および呼吸障害,ときにバラ色の小発疹,心筋障害も合併する。X腺で浸潤陰影が認められるのが特徴とされている。 血清学的診断は急性期と回復期の血清を用いて同時測定し,急性期と回復期の抗体価が4倍以上を有意上昇と認め感染の有無を判断する。また免疫グロブリン別にFA法では測定が可能である。
|
|