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臨床意義 |
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エンテロウイルスは主として腸管で増殖することからその名がつけられウイルス分離に用いられる宿主細胞,実験動物での増殖性の違いなどからポリオウイルス(poliovirus血清型では1-3に分類),コクサッキーウイルスA群・B群(Coxsackievirus:CA,CB)があり,A群は1〜22,24型(23型とエコー9と同一ウイルス),B群は1-6型に分類されている。 エコーウイルス(echovirus)はenteric cytopathogenic human orphan virusの頭文字をとって名づけられた。1-34型に分類されecho 10はレオウイルス,echo 28はライノウイルス,echo 34はCA24のプライム株と再分類された。その後このように分類できないウイルスが検出されたため,通し番号で呼ぶことになり,エンテロウイルス68から72までが報告されている。 主な疾患とウイルス型の関係は(Polioは別記参照)無菌性髄膜炎はCA9,CB1-5型,エコー1,4,6,7,9,11,30型,発疹性疾患はCA4,9,16型,エコー2,4,6,9,11,16型で多く見られ,特にCA16型およびエンテロ71型は手足口病で多く見られ,ヘルパンギーナはCA2,4,6,8,10型,心のう炎,心筋炎はCA4,CB1-5型との関連が注目されている。エンテロウイルス70による急性出血性結膜炎(AHC)は世界中に見られ,その後CA24型も同様疾患から分離された。意義として特定の型と臨床像が明らかな関係がある場合,患者よりエンテロウイルスが分離され血清型を確認したい場合および,同一血清型による流行が見られる場合などに有用である。
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異常値を示す病態・疾患 |
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CoxA群ウイルス(1〜24型) ヘルパンギーナ(2, 3, 4, 5, 6, 8, 10型)、急性リンパ節性咽頭炎 (10型)、急性出血性結膜炎(24型) 他にエンテロ70型、四肢麻痺 (まれ)(7, 9型)、手足口病(5,10, 16型) 他にエンテロ71型、乳児肺炎(9, 16 型)、肺炎(4, 9型)、発疹症(4, 5, 6, 16 型)、普通感冒(21, 24型)、無菌性髄膜炎(2, 4, 7, 9, 10型)
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参考文献 |
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国立予防衛生研究所学友会:ウイルス実験学 総論 2版 (丸善) 260〜274 1973
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加地 正英:日本臨床 57−S3−328〜330 1999
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