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臨床意義 |
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フィブリノーゲンは,血漿中の凝固因子として初めてその存在が確認されたもので,国際凝固因子命名委員会の発見順の番号化により第Ⅰ因子と命名された。フィブリノーゲンは分子量約34万の糖蛋白であり肝(実質)細胞で産生され,およそ80%が血漿中に,残りは組織中に存在し,その生体内半減期は3~4日である。フィブリノーゲンは,出血時に血管内皮細胞の欠損部位においてフィブリンに転化し,止血を行うという機能がある。 フィブリノーゲンの異常値は,この止血機構に異常が生じていることの一つのパラメーターであり,そのほか,第ⅩⅢ因子の基質として創傷治癒に関与したり,感染などの炎症時に急性相反応物質として増加したり,妊娠時にも経時的に増加したりして生体の防衛反応に深く関与している。
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異常値を示す病態・疾患 |
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減少する疾患-先天性 異常フィブリノーゲン血症、低フィブリノーゲン血症、無フィブリノーゲン血症 減少する疾患-病 的 線溶亢進、蛇毒製剤の投与、肝疾患(慢性肝炎,肝硬変)、DIC、大量出血 増加する疾患-生理的 運動後、高齢者、妊娠時、避妊薬服用 増加する疾患-病 的 ペパリン投与中止後、脳卒中発作後、糖尿病、心筋梗塞発作後、血液製剤の大量投与時、悪性腫瘍、ネフローゼ、X線治療後、感染症
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参考文献 |
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金井 泉 他:臨床検査法提要 第30版 (金原出版) 422~426,1993
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佐守 友博:日本臨床 53-増-18~21 1995
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