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検査項目レファレンス/総合検査案内


  
血液学的検査/凝固・線溶系検査

アンチトロンビンⅢ (ATⅢ)

[0941-2]
検体・容器
  血漿    0.5mL
3.2%クエン酸ナトリウム入り  →  ポリスピッツ
凍結
備考
 採血後,速やかに血漿分離してください。


検体取扱方法
◇血漿
 3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(L)の容器をご利用ください。)

  検査方法: 発色性合成基質法
  基準値:
79~121(%)
  所要日数: 2~4
  実施料: 70点
  判断料: 血液学的検査判断料125点
  区分: D006(10)
  レセプト名: アンチトロンビン活性

  臨床意義
 
アンチトロンビンⅢ(ATⅢ)は,分子量58000,肝で合成される。生理的には抗凝固剤作用を有しており,活性化第Ⅹ因子や活性化第Ⅱ因子(トロンビン)などのセリンプロテアーゼと1対1に結合しその作用を阻害する.。ATⅡは,Arg47にへパリン結合部位を,Arg393-Ser394にトロンビン結合部位を有する。生体内では血管内皮細胞上のへパリンとATⅢが複合体を形成することにより,抗凝固作用を強力に発揮する。
ATⅢの血中濃度は生産性と消費のバランスにより左右されるため,意義として生体内での凝固系の働き,生産状態,血栓症の病因を知ることが重要。またATⅢ遺伝子は,染色体1g22-25上に存在し,先天性の場合はこの遺伝子レベルの異常により,生産が不十分な場合はATⅢ欠乏症となり,異常なATⅢを生産する場合はATⅢ異常症となる。なおATⅢの生体内半減期は健常人で65時間であるが,DICでは短縮する。生体内では血中,血管内皮,血管外にそれぞれ4:1:5の比率で分布している。
  異常値を示す病態・疾患
 
上昇する疾患
腎移植後、急性肝炎、急性炎症
減少する疾患-〔先天性〕
アンチトロンビンⅢ欠乏症・異常症
減少する疾患-〔後天性〕
線溶亢進状態、手術,外傷、肝障害、ネフローゼ症候群、播種性血管内凝固(DIC)
参考文献
     Scully MF et al:Clinica Chimica Acta 79-595~602 1977
     岡嶋 研二:日本臨床 53-増-43~47 1995
  関連項目
  トロンビン・アンチトロンビンⅢ複合体(TAT)

(c)SRL.Inc,2014.

  臨床意義
 
アンチトロンビンⅢ(ATⅢ)は,分子量58000,肝で合成される。生理的には抗凝固剤作用を有しており,活性化第Ⅹ因子や活性化第Ⅱ因子(トロンビン)などのセリンプロテアーゼと1対1に結合しその作用を阻害する.。ATⅡは,Arg47にへパリン結合部位を,Arg393-Ser394にトロンビン結合部位を有する。生体内では血管内皮細胞上のへパリンとATⅢが複合体を形成することにより,抗凝固作用を強力に発揮する。
ATⅢの血中濃度は生産性と消費のバランスにより左右されるため,意義として生体内での凝固系の働き,生産状態,血栓症の病因を知ることが重要。またATⅢ遺伝子は,染色体1g22-25上に存在し,先天性の場合はこの遺伝子レベルの異常により,生産が不十分な場合はATⅢ欠乏症となり,異常なATⅢを生産する場合はATⅢ異常症となる。なおATⅢの生体内半減期は健常人で65時間であるが,DICでは短縮する。生体内では血中,血管内皮,血管外にそれぞれ4:1:5の比率で分布している。
  異常値を示す病態・疾患
 
上昇する疾患
腎移植後、急性肝炎、急性炎症
減少する疾患-〔先天性〕
アンチトロンビンⅢ欠乏症・異常症
減少する疾患-〔後天性〕
線溶亢進状態、手術,外傷、肝障害、ネフローゼ症候群、播種性血管内凝固(DIC)
参考文献
     Scully MF et al:Clinica Chimica Acta 79-595~602 1977
     岡嶋 研二:日本臨床 53-増-43~47 1995
  関連項目
    トロンビン・アンチトロンビンⅢ複合体(TAT)

  検査方法: 発色性合成基質法
  基準値:
79~121(%)
  所要日数: 2~4
  実施料: 70点
  判断料: 血液学的検査判断料125点
  区分: D006(10)
  レセプト名: アンチトロンビン活性

検体・容器 
血漿    0.5mL
3.2%クエン酸ナトリウム入り  →  ポリスピッツ
凍結
備考
 採血後,速やかに血漿分離してください。


検体取扱方法
◇血漿
 3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(L)の容器をご利用ください。)

(c)SRL.Inc,2014.