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臨床意義 |
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血清Al濃度は腎不全,閉塞性黄疸,Al含有製剤服用者などで高値を示す。その機序は腎不全では排泄障害,閉塞性黄疸では肝細胞破壊による細胞中Alの放出,Al含有製剤では吸収促進とされる。 Alの蓄積は骨軟化症を生ずるばかりでなく,腎不全そのものによる貧血を増悪させる。また,多量のAlの脳内蓄積が精神神経障害(Al脳症)を生ずる。したがって,腎不全患者では血清Alレベルをモニターしていく必要がある。また,Al産業労働者ではAl暴露レベルを推定するために,Alの測定が必要である。一方,Alzheimer病,筋萎縮性側索硬化症(ALS)とAlとの関連性が従来より問題となっているが最近では,脳中Al濃度と病状との関連性を否定する報告がみられる。
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異常値を示す病態・疾患 |
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脳中Alの上昇する疾患 透析脳症(透析痴呆)、腎不全(主として慢性)、高齢者(主として神経線維変性を伴う場合)、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン(Parkinson)痴呆、アルコール性痴呆、Alzheimer病 血清Alの上昇する疾患 腎不全(急性,慢性,透析中を含む)、著しい亜鉛,マンガン欠乏者、情緒不安定,学習不適応児童、高齢者、記憶力の著しい低下のみられる例、Al含有製剤(たとえば制酸剤)大量投与、閉塞性肝疾患
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参考文献 |
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Oster O:Clinica Chimica Acta 114-53~60 1981
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真鍋 重夫:日本臨床 47-増上-742~744 1989
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