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臨床意義 |
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ELAM-1(Endothelial Leukocyte Adhesion Molecule-1, E-Selectin) はセレクチンファミリーの一つで細胞表面に発現する 115kdの糖タンパクである.その発現はIL-1やTNFαの刺激に反応した血管内皮上に生じ,刺激後4時間で発現はピークに達し,その後24時間で消失する. ELAM-1は好中球,単球,memory T-cell の一部に発現されているシアリル化, フコシル化された分子 (シアリルルイスX, SleX ) をリガンドとしている.尚, SLeX は腫瘍細胞上にも多量に発現されていることが知られている. 可溶性ELAM-1(sELAM-1) は健常人においても検出され,その濃度は炎症性の疾患により上昇する. またその生理活性は好中球走化能の亢進があり,このことからARDS(成人呼吸窮迫症候群),MOF(多臓器不全),敗血症ショックへの関与が考えられている. さらにELAM-1の発現は内皮細胞に限られるので,sELAM-1の血中レベルは内皮細胞の損傷, あるいは活性化の特異的なマーカーとしても期待されている.
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参考文献 |
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光岡 ちか子 他:臨床免疫 28-9-1157~1163 1996
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