
| |
臨床意義 |
| |
ビタミンDには側鎖の異なるビタミンD2~D7が存在するが、生物活性が高く、かつ自然界でもその分布が多いのはビタミンD2とD3の2種類のみである。ビタミンD3は卵黄や牛乳、乳製品のような動物性食品から経口的に摂取されるが、その量はあまり多くなく、大半は皮膚などで生成する内因性のものに由来する。一方、ビタミンD2はシイタケのような植物性食品に由来する他、医薬品、強化食品および総合ビタミン剤などの外因性のものに由来する。 25-OHDは、脂溶性ビタミンであるビタミンDが肝臓で水酸化を受けた結果生じる。活性型の1a,25-(OH)2ビタミンDの前駆体であり、血中に存在する種々のビタミンD代謝体の中でもっとも高い濃度を示す。25-OHDは経口摂取あるいは皮膚で産生されたビタミンDの量を反映する指標であり、夏期に高く、冬期に低いといった季節変動があると報告されている。疾患との関連では、ビタミンD過剰摂取、中毒で高値傾向、ビタミンD欠乏症、くる病、骨軟化症で低値傾向を示すと報告されている。
|
|
|
参考文献 |
| |
|
Hollis BW et al:Clinical Chemistry 39-3-529~533 1993
|
| |
|
岡本 純明 他:臨床検査ガイド2001~2002 (文光堂) 444~448 2001
|
|