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検査項目レファレンス/総合検査案内


  
ウイルス感染症検査/HTLV-I検査

HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体

[5176-5]
検体・容器
  血清    0.2mL ポリスピッツ 冷蔵
備考
 検査結果が「陽性」であった場合、ウエスタンブロット法による確認検査をお勧めいたします。
出発希釈16倍(髄液の検査も可能です 検体量0.4mL(冷蔵) 基準値 設定なし 出発希釈2倍)



  検査方法: PA
  基準値:
16未満(倍)
  所要日数: 2~4
  実施料: 85点
  判断料: 免疫学的検査判断料144点
  区分: D012(12)
  レセプト名: HTLV-Ⅰ抗体価(半定量)

  臨床意義
 
ヒトT細胞白血病ウイルスⅠ型(HTLV-Ⅰ)は,成人T細胞白血病(ATL)の原因ウイルスとして発見され,さらにHTLV-Ⅰ関連脊髄症(HAM)や慢性肺疾患,関節炎,ぶどう膜炎などとの関連が明らかにされ,他臓器癌,糞線虫症などへの関与も指摘されている。
HTLV-ⅠキャリアからのATL発症は,約750人から2,000人のキャリアの中から1年につき1人の発症が推察されている。キャリアからのATLの発症はほとんど母子間感染例であり,成人以降にHTLV-Ⅰに感染した場合,ATLを発症する可能性は極めて低いとされている。
HTLV-Ⅰの血清学的検査の目的は,白血病・リンパ腫などの血液疾患や脊髄症を含む種々の病態におけるHTLV-Ⅰの関与の検討や,献血者や妊婦のスクリーニングによるキャリアの発見と輸血や母子間の感染の予防およびHTLV-Ⅰウイルスの地域的な漫淫度と,その感染経路の解明のための疫学調査などに用いられる。
HTLV-Ⅰ抗体の測定にはゼラチン凝集法(PA法),酵素免疫法(EIA法),蛍光抗体法(FA法),ウェスタンブロット法(WB法)などがある。PA法は簡便で多数の検体を測定できるため,献血者スクリーニングに適しているが,低力価での偽陽性,非特異反応などが問題である。EIA法には自己抗体による非特異反応がみられる。よって,一つの方法のみの判断では危険であり,FA法,WB法での確認を行い,病名や家族歴を確認したり,経過観察も必要である。またHTLV-Ⅰ抗体陽性の場合,その個人はHTLV-Ⅰに感染していると判断できる。ただし,ATLと最終診断するためのウイルス学的検査としてはリンパ球(末梢血またはリンパ節細胞)の内部にHTLV-ⅠプロウイルスDNAがモノクローナルに組み込まれていることをサザン法・PCR法などを用いて証明する必要がある。
  異常値を示す病態・疾患
 
HTLV-Ⅰ関連疾患、ATL、HAM
参考文献
     池田 幹雄 他:図説臨床癌シリ-ズ 9 42~50 1986
     山口 一成:日本臨床 53-増-306~309 1995
  関連項目
  HTLV-1(ATLV)プロウイルスDNA(クロナリティ)HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体[ウエスタンブロット]HTLV-1(ATLV)プロウイルスDNA(px領域)HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体[CLEIA]

(c)SRL.Inc,2012.

  臨床意義
 
ヒトT細胞白血病ウイルスⅠ型(HTLV-Ⅰ)は,成人T細胞白血病(ATL)の原因ウイルスとして発見され,さらにHTLV-Ⅰ関連脊髄症(HAM)や慢性肺疾患,関節炎,ぶどう膜炎などとの関連が明らかにされ,他臓器癌,糞線虫症などへの関与も指摘されている。
HTLV-ⅠキャリアからのATL発症は,約750人から2,000人のキャリアの中から1年につき1人の発症が推察されている。キャリアからのATLの発症はほとんど母子間感染例であり,成人以降にHTLV-Ⅰに感染した場合,ATLを発症する可能性は極めて低いとされている。
HTLV-Ⅰの血清学的検査の目的は,白血病・リンパ腫などの血液疾患や脊髄症を含む種々の病態におけるHTLV-Ⅰの関与の検討や,献血者や妊婦のスクリーニングによるキャリアの発見と輸血や母子間の感染の予防およびHTLV-Ⅰウイルスの地域的な漫淫度と,その感染経路の解明のための疫学調査などに用いられる。
HTLV-Ⅰ抗体の測定にはゼラチン凝集法(PA法),酵素免疫法(EIA法),蛍光抗体法(FA法),ウェスタンブロット法(WB法)などがある。PA法は簡便で多数の検体を測定できるため,献血者スクリーニングに適しているが,低力価での偽陽性,非特異反応などが問題である。EIA法には自己抗体による非特異反応がみられる。よって,一つの方法のみの判断では危険であり,FA法,WB法での確認を行い,病名や家族歴を確認したり,経過観察も必要である。またHTLV-Ⅰ抗体陽性の場合,その個人はHTLV-Ⅰに感染していると判断できる。ただし,ATLと最終診断するためのウイルス学的検査としてはリンパ球(末梢血またはリンパ節細胞)の内部にHTLV-ⅠプロウイルスDNAがモノクローナルに組み込まれていることをサザン法・PCR法などを用いて証明する必要がある。
  異常値を示す病態・疾患
 
HTLV-Ⅰ関連疾患、ATL、HAM
参考文献
     池田 幹雄 他:図説臨床癌シリ-ズ 9 42~50 1986
     山口 一成:日本臨床 53-増-306~309 1995
  関連項目
    HTLV-1(ATLV)プロウイルスDNA(クロナリティ)HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体[ウエスタンブロット]HTLV-1(ATLV)プロウイルスDNA(px領域)HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体[CLEIA]

  検査方法: PA
  基準値:
16未満(倍)
  所要日数: 2~4
  実施料: 85点
  判断料: 免疫学的検査判断料144点
  区分: D012(12)
  レセプト名: HTLV-Ⅰ抗体価(半定量)

検体・容器 
血清    0.2mL ポリスピッツ 冷蔵
備考
 検査結果が「陽性」であった場合、ウエスタンブロット法による確認検査をお勧めいたします。
出発希釈16倍(髄液の検査も可能です 検体量0.4mL(冷蔵) 基準値 設定なし 出発希釈2倍)



(c)SRL.Inc,2012.