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検査項目レファレンス/総合検査案内


  
ウイルス感染症検査/抗原検査

単純ヘルペスウイルス特異抗原

[5210-2]
検体・容器
  塗抹標本    2.0枚 抗原検査採取セット 凍結
備考
 塗抹標本の採取方法は総合検査案内をご参照ください。


検体取扱方法
◇塗抹標本
 ●検体の採取方法  病巣基底細胞が多数得られるように採取してください。  早期の水疱病巣が検体として最適です。水疱内容液および膿は,検体として不適当です。  ①滅菌針を用いて,上部の皮あるいは痂皮を剥がします。(図1)  ②病巣を覆っていた上部の皮を,ピンセット等で除去します。(図2)  ③綿棒を精製水や生理食塩水で軽く湿らせます。  ④ウイルス感染細胞は,病巣基底部にありますので,病巣基底部全面を綿棒で強くぬぐいます。(図3)  ●注意  膿がでている場合には綿棒でまず膿をぬ

  検査方法: FA
  基準値:
HSV-1 コウゲン
 陰性
HSV-2 コウゲン
 陰性
  所要日数: 2~4
 
  実施料: 180点
  判断料: 免疫学的検査判断料144点
  区分: D012(21)
  レセプト名: 単純ヘルペスウイルス特異抗原

  臨床意義
 
単純ヘルペスウイルスは,DNAウイルスで,1型(HSV-1)と2型(HSV-2)の2亜型に分けられている。HSVの特徴は,初感染後体内に持続感染(潜伏感染)することである。初感染の多くは不顕性感染で,顕性,不顕性を問わず初感染後は三叉神経節,仙骨神経節に潜伏感染し,疲労,妊娠,怪我,熱性疾患その他の原因によってウイルスが再活性化されると,口唇周辺や陰部など特定の皮膚部位に水疱を生じる(回帰性ヘルペス)。
HSV感染症の診断法には,ウイルスを直接証明する抗原検査と血清抗体の上昇によって診断する抗体検査とがある。
抗原検出法は,ウイルス分離をはじめ,病変部より得た細胞中のHSV抗原を蛍光抗体法(FA)を用いて証明したり,モノクローナル抗体を用いたシェル・バイアル法がありこの方法は特異性が高い。また遺伝子検査としてin situハイブリダイゼーション,PCRなどによる方法があり,ヘルペス脳炎,新生児ヘルペス感染症などの早期治療により救命率を上げることが期待されている。抗HSV抗体の測定法として,EIA法は感度が高くまたIgG,IgM抗体の分別測定も可能である。中和法はEIA法に比べ感度的には落ちるが特異性は高い。また中枢神経疾患の場合EIA法のIgG捕捉法が有用であり,その特性から目的に応じて使い分けられる。以上から血清学的検査は,主として初感染の診断に有用であるが,中枢神経感染の診断や感染HSVの型別推定にも応用されている。
  異常値を示す病態・疾患
 
性器ヘルペス、流産,死産,奇形、脊髄炎、神経炎、新生児ヘルペス、口唇ヘルペス、肝炎、ヘルペス性食道炎、ヘルペス性角結膜炎、脳炎
参考文献
     川名 尚 他:感染症学雑誌 61-9-1030~1037 1987
     川名 尚:臨床婦人科産科 41-11-713~716 1987
  関連項目
  ウイルス同定単純ヘルペス ウイルス IgG[EIA]単純ヘルペス ウイルス IgM[EIA]単純ヘルペスウイルス 抗原単純ヘルペス ウイルス 2型単純ヘルペス ウイルス 1型単純ヘルペス ウイルス[CF]ウイルス分離単純ヘルペスウイルス DNA

(c)SRL.Inc,2012.

  臨床意義
 
単純ヘルペスウイルスは,DNAウイルスで,1型(HSV-1)と2型(HSV-2)の2亜型に分けられている。HSVの特徴は,初感染後体内に持続感染(潜伏感染)することである。初感染の多くは不顕性感染で,顕性,不顕性を問わず初感染後は三叉神経節,仙骨神経節に潜伏感染し,疲労,妊娠,怪我,熱性疾患その他の原因によってウイルスが再活性化されると,口唇周辺や陰部など特定の皮膚部位に水疱を生じる(回帰性ヘルペス)。
HSV感染症の診断法には,ウイルスを直接証明する抗原検査と血清抗体の上昇によって診断する抗体検査とがある。
抗原検出法は,ウイルス分離をはじめ,病変部より得た細胞中のHSV抗原を蛍光抗体法(FA)を用いて証明したり,モノクローナル抗体を用いたシェル・バイアル法がありこの方法は特異性が高い。また遺伝子検査としてin situハイブリダイゼーション,PCRなどによる方法があり,ヘルペス脳炎,新生児ヘルペス感染症などの早期治療により救命率を上げることが期待されている。抗HSV抗体の測定法として,EIA法は感度が高くまたIgG,IgM抗体の分別測定も可能である。中和法はEIA法に比べ感度的には落ちるが特異性は高い。また中枢神経疾患の場合EIA法のIgG捕捉法が有用であり,その特性から目的に応じて使い分けられる。以上から血清学的検査は,主として初感染の診断に有用であるが,中枢神経感染の診断や感染HSVの型別推定にも応用されている。
  異常値を示す病態・疾患
 
性器ヘルペス、流産,死産,奇形、脊髄炎、神経炎、新生児ヘルペス、口唇ヘルペス、肝炎、ヘルペス性食道炎、ヘルペス性角結膜炎、脳炎
参考文献
     川名 尚 他:感染症学雑誌 61-9-1030~1037 1987
     川名 尚:臨床婦人科産科 41-11-713~716 1987
  関連項目
    ウイルス同定単純ヘルペス ウイルス IgG[EIA]単純ヘルペス ウイルス IgM[EIA]単純ヘルペスウイルス 抗原単純ヘルペス ウイルス 2型単純ヘルペス ウイルス 1型単純ヘルペス ウイルス[CF]ウイルス分離単純ヘルペスウイルス DNA

  検査方法: FA
  基準値:
HSV-1 コウゲン
 陰性
HSV-2 コウゲン
 陰性
  所要日数: 2~4
 
  実施料: 180点
  判断料: 免疫学的検査判断料144点
  区分: D012(21)
  レセプト名: 単純ヘルペスウイルス特異抗原

検体・容器 
塗抹標本    2.0枚 抗原検査採取セット 凍結
備考
 塗抹標本の採取方法は総合検査案内をご参照ください。


検体取扱方法
◇塗抹標本
 ●検体の採取方法  病巣基底細胞が多数得られるように採取してください。  早期の水疱病巣が検体として最適です。水疱内容液および膿は,検体として不適当です。  ①滅菌針を用いて,上部の皮あるいは痂皮を剥がします。(図1)  ②病巣を覆っていた上部の皮を,ピンセット等で除去します。(図2)  ③綿棒を精製水や生理食塩水で軽く湿らせます。  ④ウイルス感染細胞は,病巣基底部にありますので,病巣基底部全面を綿棒で強くぬぐいます。(図3)  ●注意  膿がでている場合には綿棒でまず膿をぬ

(c)SRL.Inc,2012.