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検査項目レファレンス/総合検査案内


  
ウイルス感染症検査/抗原検査

単純ヘルペスウイルス 抗原

[5699-6]
検体・容器
  水疱内容  保存液入り 冷蔵
  咽頭ぬぐい液  保存液入り 冷蔵

  検査方法: シェル・バイアル法
  基準値:
[水疱内容] 1ガタ
 陰性
2ガタ
 陰性

[咽頭ぬぐい液] 1ガタ
 陰性
2ガタ
 陰性
  所要日数: 3〜5

  臨床意義
 
単純ヘルペスウイルスは,DNAウイルスで,1型(HSV-1)と2型(HSV-2)の2亜型に分けられている。
HSVの特徴は,初感染後体内に持続感染(潜伏感染)することである。初感染の多くは不顕性感染で,顕性,不顕性を問わず初感染後は三叉神経節,仙骨神経節に潜伏感染し,疲労,妊娠,怪我,熱性疾患その他の原因によってウイルスが再活性化されると,口唇周辺や陰部など特定の皮膚部位に水疱を生じる(回帰性ヘルペス)。
HSV感染症の診断法には,ウイルスを直接証明する抗原検査と血清抗体の上昇によって診断する抗体検査とがある。抗原検出法は,ウイルス分離をはじめ,病変部より得た細胞中のHSV抗原を蛍光抗体法(FA)を用いて証明したり,モノクローナル抗体を用いたシェル・バイアル法がありこの方法は特異性が高い。また遺伝子検査としてin situハイブリダイゼーション,PCRなどによる方法があり,ヘルペス脳炎,新生児ヘルペス感染症などの早期治療により救命率を上げることが期待されている。
抗HSV抗体の測定法として,EIA法は感度が高くまたIgG,IgM抗体の分別測定も可能である。中和法はEIA法に比べ感度的には落ちるが特異性は高い。また中枢神経疾患の場合EIA法のIgG捕捉法が有用であり,その特性から目的に応じて使い分けられる。以上から血清学的検査は,主として初感染の診断に有用であるが,中枢神経感染の診断や感染HSVの型別推定にも応用されている。
  異常値を示す病態・疾患
 
適応疾患
ヘルペス性角結膜炎、ヘルペス性食道炎、肝炎、口唇ヘルペス、新生児ヘルペス、神経炎、性器ヘルペス、脊髄炎、脳炎、流産,死産,奇形
参考文献
     Gleaves CA et al:Journal of Clinical Microbiology 21−1−29〜32 1985
     中村 良子:日本臨床 57−S3−256〜259 1999
  関連項目
  単純ヘルペスウイルス1型単純ヘルペスウイルス2型ウイルス分離ウイルス同定単純ヘルペス ウイルス IgG[FA(蛍光抗体法単純ヘルペス ウイルス IgM[FA(蛍光抗体法単純ヘルペス ウイルス IgG[EIA]単純ヘルペス ウイルス IgM[EIA]単純ヘルペス ウイルス IgG[髄液 EIA]単純ヘルペスウイルス特異抗原単純ヘルペスウイルス DNA

(c)SRL,Inc.,2008

  臨床意義
 
単純ヘルペスウイルスは,DNAウイルスで,1型(HSV-1)と2型(HSV-2)の2亜型に分けられている。
HSVの特徴は,初感染後体内に持続感染(潜伏感染)することである。初感染の多くは不顕性感染で,顕性,不顕性を問わず初感染後は三叉神経節,仙骨神経節に潜伏感染し,疲労,妊娠,怪我,熱性疾患その他の原因によってウイルスが再活性化されると,口唇周辺や陰部など特定の皮膚部位に水疱を生じる(回帰性ヘルペス)。
HSV感染症の診断法には,ウイルスを直接証明する抗原検査と血清抗体の上昇によって診断する抗体検査とがある。抗原検出法は,ウイルス分離をはじめ,病変部より得た細胞中のHSV抗原を蛍光抗体法(FA)を用いて証明したり,モノクローナル抗体を用いたシェル・バイアル法がありこの方法は特異性が高い。また遺伝子検査としてin situハイブリダイゼーション,PCRなどによる方法があり,ヘルペス脳炎,新生児ヘルペス感染症などの早期治療により救命率を上げることが期待されている。
抗HSV抗体の測定法として,EIA法は感度が高くまたIgG,IgM抗体の分別測定も可能である。中和法はEIA法に比べ感度的には落ちるが特異性は高い。また中枢神経疾患の場合EIA法のIgG捕捉法が有用であり,その特性から目的に応じて使い分けられる。以上から血清学的検査は,主として初感染の診断に有用であるが,中枢神経感染の診断や感染HSVの型別推定にも応用されている。
  異常値を示す病態・疾患
 
適応疾患
ヘルペス性角結膜炎、ヘルペス性食道炎、肝炎、口唇ヘルペス、新生児ヘルペス、神経炎、性器ヘルペス、脊髄炎、脳炎、流産,死産,奇形
参考文献
     Gleaves CA et al:Journal of Clinical Microbiology 21−1−29〜32 1985
     中村 良子:日本臨床 57−S3−256〜259 1999
  関連項目
    単純ヘルペスウイルス1型単純ヘルペスウイルス2型ウイルス分離ウイルス同定単純ヘルペス ウイルス IgG[FA(蛍光抗体法単純ヘルペス ウイルス IgM[FA(蛍光抗体法単純ヘルペス ウイルス IgG[EIA]単純ヘルペス ウイルス IgM[EIA]単純ヘルペス ウイルス IgG[髄液 EIA]単純ヘルペスウイルス特異抗原単純ヘルペスウイルス DNA

  検査方法: シェル・バイアル法
  基準値:
[水疱内容] 1ガタ
 陰性
2ガタ
 陰性

[咽頭ぬぐい液] 1ガタ
 陰性
2ガタ
 陰性
  所要日数: 3〜5

検体・容器 
水疱内容  保存液入り 冷蔵
咽頭ぬぐい液  保存液入り 冷蔵

(c)SRL,Inc.,2008