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検査項目レファレンス/総合検査案内


  
ウイルス感染症検査/HTLV-I検査

HTLV-Ⅰ(ATLV) プロウイルスDNA (pX領域)

[5831-2]
検体・容器
  血液  (EDTA-2Na加) 7.0mL EDTA-2Na入り 冷蔵
  組織    250.0mg 滅菌ポリスピッツ 凍結
備考
 血液:凍結保存は避けてください。化学療法などにより細胞数が減少している場合は,必要量のDNAが抽出できない場合がありますので,あらかじめご了承ください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに十分ご注意ください。



検体取扱方法
◇血液
 指定の容器に採血し,よく混和させ,冷蔵保存してください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに十分ご注意ください。

  検査方法: PCR
  基準値:
[血液]  陰性
(プロウイルスを認めず)

[組織]  陰性
(プロウイルスを認めず)
  所要日数: 10~16

  臨床意義
 
HTLV-Ⅰは,成人T細胞白血病(ATL)の原因ウイルスとして発見され,さらにHTLV-Ⅰ関連脊髄症(HAM)や慢性肺疾患,関節炎,ぶどう膜炎などとの関連が明らかにされ,他臓器癌,糞線虫症などへの関与も指摘されている。ATLのキャリアから発症は,約750人から2,000人のキャリアの中から1年につき1人の発症が推察されている。キャリアからのATLの発症はほとんど母子間感染例であり,成人以降にHTLV-Ⅰに感染した場合,ATLを発症する可能性は極めて低いとされている。
HTLV-Ⅰの血清学的検査の目的は,白血病・リンパ腫などの血液疾患や脊髄症を含む種々の病態におけるHTLV-Ⅰの関与の検討や,献血者や妊婦のスクリーニングによるキャリアの発見と輸血や母子間の感染の予防およびHTLV-Ⅰウイルスの地域的な漫淫度と,その感染経路の解明のための疫学調査などに用いられる。
HTLV-Ⅰ抗体の測定にはゼラチン凝集法(PA法),化学発光酵素免疫測定法(CLEIA),蛍光抗体法(FA法),ウェスタンブロット法(WB法)などがある。PA法は簡便で多数の検体を測定できるため,献血者スクリーニングに適しているが,低力価での偽陽性,非特異反応などが問題である。よって,一つの方法のみの判断では危険であり,FA法,WB法での確認を行い,病名や家族歴を確認したり,経過観察も必要である。またHTLV-Ⅰ抗体陽性の場合,その個人はHTLV-Ⅰに感染していると判断できる。ただし,ATLと最終診断するためのウイルス学的検査としてはリンパ球(末梢血またはリンパ節細胞)の内部にHTLV-ⅠプロウイルスDNAがモノクローナルに組み込まれていることをサザン法用いて証明する必要がある。
  異常値を示す病態・疾患
 
ATL、HAM、HTLV-Ⅰ関連疾患
参考文献
     畑中 正一 他:蛋白質核酸酵素 35-17-3055~3060 1990
     小林 信之:医学のあゆみ 162-9-554~558 1992
  関連項目
  HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体[CLEIA]HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体[PA]HTLV-1(ATLV)プロウイルスDNA(クロナリティ)HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体[ウエスタンブロット]

(c)SRL.Inc,2012.

  臨床意義
 
HTLV-Ⅰは,成人T細胞白血病(ATL)の原因ウイルスとして発見され,さらにHTLV-Ⅰ関連脊髄症(HAM)や慢性肺疾患,関節炎,ぶどう膜炎などとの関連が明らかにされ,他臓器癌,糞線虫症などへの関与も指摘されている。ATLのキャリアから発症は,約750人から2,000人のキャリアの中から1年につき1人の発症が推察されている。キャリアからのATLの発症はほとんど母子間感染例であり,成人以降にHTLV-Ⅰに感染した場合,ATLを発症する可能性は極めて低いとされている。
HTLV-Ⅰの血清学的検査の目的は,白血病・リンパ腫などの血液疾患や脊髄症を含む種々の病態におけるHTLV-Ⅰの関与の検討や,献血者や妊婦のスクリーニングによるキャリアの発見と輸血や母子間の感染の予防およびHTLV-Ⅰウイルスの地域的な漫淫度と,その感染経路の解明のための疫学調査などに用いられる。
HTLV-Ⅰ抗体の測定にはゼラチン凝集法(PA法),化学発光酵素免疫測定法(CLEIA),蛍光抗体法(FA法),ウェスタンブロット法(WB法)などがある。PA法は簡便で多数の検体を測定できるため,献血者スクリーニングに適しているが,低力価での偽陽性,非特異反応などが問題である。よって,一つの方法のみの判断では危険であり,FA法,WB法での確認を行い,病名や家族歴を確認したり,経過観察も必要である。またHTLV-Ⅰ抗体陽性の場合,その個人はHTLV-Ⅰに感染していると判断できる。ただし,ATLと最終診断するためのウイルス学的検査としてはリンパ球(末梢血またはリンパ節細胞)の内部にHTLV-ⅠプロウイルスDNAがモノクローナルに組み込まれていることをサザン法用いて証明する必要がある。
  異常値を示す病態・疾患
 
ATL、HAM、HTLV-Ⅰ関連疾患
参考文献
     畑中 正一 他:蛋白質核酸酵素 35-17-3055~3060 1990
     小林 信之:医学のあゆみ 162-9-554~558 1992
  関連項目
    HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体[CLEIA]HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体[PA]HTLV-1(ATLV)プロウイルスDNA(クロナリティ)HTLV-Ⅰ(ATLV) 抗体[ウエスタンブロット]

  検査方法: PCR
  基準値:
[血液]  陰性
(プロウイルスを認めず)

[組織]  陰性
(プロウイルスを認めず)
  所要日数: 10~16

検体・容器 
血液  (EDTA-2Na加) 7.0mL EDTA-2Na入り 冷蔵
組織    250.0mg 滅菌ポリスピッツ 凍結
備考
 血液:凍結保存は避けてください。化学療法などにより細胞数が減少している場合は,必要量のDNAが抽出できない場合がありますので,あらかじめご了承ください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに十分ご注意ください。



検体取扱方法
◇血液
 指定の容器に採血し,よく混和させ,冷蔵保存してください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに十分ご注意ください。

(c)SRL.Inc,2012.