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検査項目レファレンス/総合検査案内


  
病理学的検査/病理標本作製

HER2遺伝子(FISH)

[6126-0]
検体・容器
  パラフィンブロック  室温

  検査方法: FISH
  所要日数: 7〜11
 
  実施料: 2500点
  判断料: 病理学的検査判断料146点
  区分: N005
  レセプト名: HER2遺伝子標本作製

  臨床意義
 
遺伝子の増幅は悪性フェノタイプの獲得及び維持に使われる蛋白を過剰生産しているがん細胞の特徴である。発がん遺伝子の増幅は多くの悪性腫瘍の進行に重要な役割を果たすことが知られている。これらの増幅を検出・測定することは診断において、また、予後をはかる上でも重要である。
HER2 遺伝子はヒト17 番染色体に存在し、細胞の分化・増幅・生存の制御に関与しており、腫瘍の増幅において重要な役割を果たしている。乳がん、卵巣がん、子宮がん、胃がん、膀胱がん、非小細胞肺がん、前立腺がん等でHER2 遺伝子の増幅またはタンパクの過剰発現が報告されている。HER2 遺伝子の増幅や過剰発現は乳がんの急速な浸潤、低いエストロゲン受容体量、悪性度の高い浸潤性乳管がんと関連し、この遺伝子が乳がんの浸潤に重要な役割を演じていることが知られている。また、25〜30%の乳がん、子宮がんでHER2 遺伝子の増幅が見られ、10〜30%の浸潤性乳がんでHER 遺伝子の増幅、またはHER2 タンパクの過剰発現が観察されている。一般にこのような患者はその予後不良であると言われている。
本検査はHER2/neu タンパク(染色法)同様、ハーセプチン*の治療対象となる患者のスクリーニングに適しており、「HER2 遺伝子増幅あり」と判定された場合には、「ハーセプチン(トラスツズマブ)の治療の適応あり」とされる。なお、本検査で「HER2 遺伝子増幅あり」と判定された症例におけるハーセプチンの奏効率は34%であると言われている。
*ハーセプチン(トラスツズマブ)は、HER2 タンパクを標的としたヒト化モノクローナル抗体で、HER2/neu タンパクを過剰発現している腫瘍細胞を標的として特異的に結合することにより腫瘍細胞の増殖を阻害する。がんを正常細胞もろとも攻撃する従来の抗がん剤の難点であった重篤な副作用を回避できるのが大きな利点で、初のモノクローナル抗体の抗がん剤として2001 年6 月に医薬承認された。このハーセプチンは効果の曖昧であった抗がん剤治療を変える一歩になると期待されている。
参考文献
     Persons DL et al:Annals of Clinical Laboratory Science 30-1-41〜48 2000
     トラスツズマブ病理部会作成:HER2検査ガイド −ハ−セプチンの適正な症例選択のための−改訂第二版

(c)SRL,Inc.,2008

  臨床意義
 
遺伝子の増幅は悪性フェノタイプの獲得及び維持に使われる蛋白を過剰生産しているがん細胞の特徴である。発がん遺伝子の増幅は多くの悪性腫瘍の進行に重要な役割を果たすことが知られている。これらの増幅を検出・測定することは診断において、また、予後をはかる上でも重要である。
HER2 遺伝子はヒト17 番染色体に存在し、細胞の分化・増幅・生存の制御に関与しており、腫瘍の増幅において重要な役割を果たしている。乳がん、卵巣がん、子宮がん、胃がん、膀胱がん、非小細胞肺がん、前立腺がん等でHER2 遺伝子の増幅またはタンパクの過剰発現が報告されている。HER2 遺伝子の増幅や過剰発現は乳がんの急速な浸潤、低いエストロゲン受容体量、悪性度の高い浸潤性乳管がんと関連し、この遺伝子が乳がんの浸潤に重要な役割を演じていることが知られている。また、25〜30%の乳がん、子宮がんでHER2 遺伝子の増幅が見られ、10〜30%の浸潤性乳がんでHER 遺伝子の増幅、またはHER2 タンパクの過剰発現が観察されている。一般にこのような患者はその予後不良であると言われている。
本検査はHER2/neu タンパク(染色法)同様、ハーセプチン*の治療対象となる患者のスクリーニングに適しており、「HER2 遺伝子増幅あり」と判定された場合には、「ハーセプチン(トラスツズマブ)の治療の適応あり」とされる。なお、本検査で「HER2 遺伝子増幅あり」と判定された症例におけるハーセプチンの奏効率は34%であると言われている。
*ハーセプチン(トラスツズマブ)は、HER2 タンパクを標的としたヒト化モノクローナル抗体で、HER2/neu タンパクを過剰発現している腫瘍細胞を標的として特異的に結合することにより腫瘍細胞の増殖を阻害する。がんを正常細胞もろとも攻撃する従来の抗がん剤の難点であった重篤な副作用を回避できるのが大きな利点で、初のモノクローナル抗体の抗がん剤として2001 年6 月に医薬承認された。このハーセプチンは効果の曖昧であった抗がん剤治療を変える一歩になると期待されている。
参考文献
     Persons DL et al:Annals of Clinical Laboratory Science 30-1-41〜48 2000
     トラスツズマブ病理部会作成:HER2検査ガイド −ハ−セプチンの適正な症例選択のための−改訂第二版

  検査方法: FISH
  所要日数: 7〜11
 
  実施料: 2500点
  判断料: 病理学的検査判断料146点
  区分: N005
  レセプト名: HER2遺伝子標本作製

検体・容器 
パラフィンブロック  室温

(c)SRL,Inc.,2008