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臨床意義 |
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抗酸菌には結核菌群,非定型抗酸菌及びらい菌があり,これらが抗酸菌症の原因となる。非定型抗酸菌による感染症は,免疫不全症などにおいて増加の傾向にある。特にこのうちのM.avium及びM.intracelluareは非定型抗酸菌症の70%以上を占めており,肺結核症との迅速な鑑別診断は患者の隔離と治療方針を決定する上で重要である。 従来から抗酸菌症の診断には分離培養検査が利用されているが,ヒトの感染症起因菌となる抗酸菌の多くは発育が遅く分離培養及び同定検査に4~8週間と長い時間を必要とする。近年,核酸増幅法を用いた抗酸菌同定検査の開発で迅速で高感度かつ特異性の高い抗酸菌の検出,同定が可能となっている。本検査法は菌株を得るための培養工程を必要とせず,臨床検体(喀痰を代表とする)からPCR法による抗酸菌DNAの核酸増幅と,M.avium及びM.intracelluareに特異的なDNAプローブを用いてM.avium及びM.intracelluareを検出する。本検査法は,抗酸菌感染症の鑑別診断と治療の選択に有用な検査となる。
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参考文献 |
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米丸 享 他:日本呼吸器学会誌 47(12):1070~1076,2009
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一山 智:JARMAN 8(2):97~103,1997
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