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突発性発疹は,乳幼時期に好発する熱性発疹性のウイルス疾患である。38℃以上の発熱が数日間続いた後,解熱と共に紅斑が躯幹を中心に全身に出現するのが特徴である。1988年に小児の突発性発疹の病原ウイルスは第6番目のヒトヘルペスウイルスである為HHV-6と命名された。 感染経路は既感染者,ことに成人は唾液から排泄されるため,親や兄弟の唾液から,経口または経気道的に感染すると考えられている。 典型的病像の約80%はHHV-6によるが,約20%は他の複数の病原によると考えられている。その1つに,1990年に発見されていたHHV-7があることが,最近わかってきた。また,その再活性化が重症の薬剤アレルギー(Hypersensitivity症候群)の発症と密接な関連があることが最近判明してきている。HHV-6の標的細胞は主にCD4陽性Tリンパ球細胞であることが判明している。 抗体陽性率については,血清疫学的調査により生後3か月頃から急速に上昇し,16ケ月以降はほぼ100%の子供が抗体を保有する。HHV-6の臨床検査ではPCRによるウイルスDNAの検出と血清学的検査として蛍光抗体法(FA)があり,感染初期の検査にはIgM抗体測定が有用である。本検査法は,PCRを用いて高感度,特異的にHHV6型DNAを検出する。
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