実施日
 
平成18年11月1日(水)ご依頼分より
 
新規実施項目
 



淋菌およびクラミジアトラコマチスrRNA同時同定

 
検査要項
 
項目コード
(統一コード)
検 査 項 目 検体量
(mL)
容器 保存
(安定性)
所要
日数
実施料
判断料
検査方法 基準値
(単位)
備考
6197 5
(6B615)

淋菌および
クラミジアトラコマチス
rRNA同時同定

分泌物適量 F2 冷蔵 2〜5 300
※6
TMA 陰性

他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに十分ご注意ください。検体採取後、速やかに専用容器に移し、ご提出ください。

部分尿 2 F2
※6:微生物学的検査判断料
「D023」の「5」淋菌及びクラミジアトラコマチス同時核酸増幅同定精密検査の検査実施料算定条件
 
ア.  「5」の淋菌及びクラミジアトラコマチス同時核酸増幅同定精密検査は、クラミジア・トラコマチス感染症若しくは淋菌感染症が疑われる患者又はクラミジア・トラコマチスと淋菌による重複感染が疑われる患者であって、臨床所見、問診又はその他の検査によっては感染因子の鑑別が困難なものに対して治療法選択のために実施した場合及びクラミジア・トラコマチスと淋菌の重複感染者に対して治療効果判定に実施した場合に算定できる。ただし、区分「D012」感染症免疫学的検査の「21」の淋菌同定精密検査、同区分「21」のクラミジアトラコマチス抗原精密測定、本区分「2」の淋菌核酸同定精密検査、クラミジアトラコマチス核酸同定精密検査、「3」の淋菌核酸増幅同定精密検査又はクラミジアトラコマチス核酸増幅同定検査を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
イ.  淋菌及びクラミジアトラコマチス同時核酸増幅同定精密検査は、TMA法による同時増幅法とHPA法及びDKA法による同時検出法による。淋菌及びクラミジアトラコマチス同時核酸増幅同定精密検査は、泌尿器又は生殖器からの検体によるものである。ただし、男子尿は含み女子尿は含まない。

 
淋菌およびクラミジアトラコマチスrRNA同時同定
  TMA法により、淋菌およびクラミジアトラコマチスを同時に、高感度かつ特異的に検出いたします。

 近年、クラミジアおよび淋菌感染症の混合感染において、症状の強い一方のみが診断され、他方の感染が見落とされることにより、適切な診療ができていないことが問題となっております。
 この度、淋菌およびクラミジアトラコマチスを同時に検出できる検査を開始いたします。本検査は、高感度であり高い特異性があるTMA法にて測定することにより、淋菌およびクラミジアトラコマチスのスクリーニング検査に有用です。

疾患との関連 
 
関連する主な検査項目 
淋菌感染症
クラミジアトラコマチス感染症 
 
淋菌DNA
淋菌rRNA
クラミジアトラコマチスDNA
クラミジアトラコマチスrRNA 
 

 
専用容器 

子宮頚管からの採取
1. クリーニング用スワブ(白色)で子宮頚管とその周辺の過剰な粘液を取り除きます。
クリーニング用スワブは廃棄して下さい。
2. 採取用スワブ(青色)を子宮頚管内に挿入します。
3. スワブを時計方向に10〜30秒間ゆっくり回転させ擦過物を採取します。
4. スワブの先が膣粘液に触れないように注意しながら抜き取ります。
5. 直ちにスワブを専用容器内の保存液に混和します。
6. 内容物が飛散しないよう注意しながら、スワブを所定の位置で折ります。
7. スワブを入れたまま専用容器のキャップを閉め、冷蔵保存にてご提出ください。

尿道からの採取
1. 検体採取1時間以上前までに排尿をすませてください。
2. 採取用スワブ(青色)を尿道に2〜4cm挿入します。
3. スワブを時計方向に2〜3秒間ゆっくり回転させ、擦過物を採取します。
4. 直ちにスワブを専用容器内の保存液に混和します。
5. 内容物が飛散しないよう注意しながら、スワブを所定の位置で折ります。
6. スワブを入れたまま専用容器のキャップを閉め、冷蔵保存にてご提出ください。
注意)検体採取時に無理な力がかかりますと、綿棒が折れる可能性がありますので、十分ご注意ください。
尿検体からの採取
1. 検体採取1時間以上前までに排尿をすませてください。
2. 初尿20〜30mLを尿採取カップに採取します。(尿を多量に採取しすぎた場合、検体が希釈され検出感度の低下につながりますのでご注意ください。)
3. 直ちに、添付のスポイトで尿を2mL分取し、専用容器に採取混合してください。専用容器にある黒線と黒線の間(右写真)に尿があれば、正しい分量が採取されたことになります。
4. 採取後、冷蔵保存にてご提出ください。
採取方法の厳守をお願いします。採取方法を厳守していただかないと、特に分泌物は検体の粘性が高くなり、検査結果をご報告できなくなる場合があります。

参考文献


松田 静治,他: 日本性感染症学会誌15(1):116〜126,2004. (検査方法参考文献)