適用日
 
平成18年4月1日から適用

謹啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
このたび、診療報酬改訂に伴う新設項目等のご案内をさせていただきます。
敬 白
検査実施料が新設された検査項目
 
検査項目 実施料
IgGインデックス 500点
髄液MBP 600点
髄液オリゴクローナルバンド測定 600点
悪性腫瘍遺伝子検査 2000点
進行性筋ジストロフィー遺伝子検査 2000点
免疫関連遺伝子再構成 2400点
PAIgG(血小板関連IgG) 200点
HIV-ジェノタイプ薬剤耐性検査 6000点
グルカゴン負荷試験 900点
(詳しくは次頁以降をご参照ください。)

検査実施料が新設された検査項目
   ★印:文末をご参照ください。
適用日:平成18年4月1日
検査項目名 実施料 判断料区分 診療報酬点数表区分 備 考
IgGインデックス 500点 尿・糞便等検査
(※1: 34点)
「D004」
穿刺液・採取液検査の
「11」
IgGインデックス、髄液MBP、髄液オリゴクローナルバンド測定は、多発性硬化症の診断の目的で行った場合に算定する。
髄液MBP 600点 尿・糞便等検査
(※1: 34点)
「D004」
穿刺液・採取液検査の
「12」
IgGインデックス、髄液MBP、髄液オリゴクローナルバンド測定は、多発性硬化症の診断の目的で行った場合に算定する。
髄液オリゴクローナルバンド測定 600点 尿・糞便等検査
(※1: 34点)
「D004」
穿刺液・採取液検査の
「12」
IgGインデックス、髄液MBP、髄液オリゴクローナルバンド測定は、多発性硬化症の診断の目的で行った場合に算定する。
悪性腫瘍遺伝子検査 2000点 尿・糞便等検査
(※1: 34点)
「D004」
穿刺液・採取液検査の
「13」
悪性腫瘍遺伝子検査は、固形腫瘍の腫瘍細胞を検体とし、PCR法、SSCP法、RFLP法等を用いて、悪性腫瘍の詳細な診断及び治療法の選択を目的として悪性腫瘍患者本人に対して行った場合に限り、患者1人につき1回に限り算定する。当該検査を算定するに当たっては、その目的、結果及び選択した治療法を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。悪性腫瘍遺伝子検査、区分「D006-2」血液細胞核酸増幅同定検査(造血器腫瘍核酸増幅同定検査)又は「D006-6」免疫関連遺伝子再構成のうちいずれかを同一月中に併せて行った場合には、主たるもののみ算定する。

進行性筋ジストロフィー遺伝子検査
2000点 血液学的検査
(※2:135点)
「D006-4」 進行性筋ジストロフィー遺伝子検査は、症状があり、デュシェンヌ型筋ジストロフィー、ベッカー型筋ジストロフィー又は福山型先天性筋ジストロフィーを疑う患者に対して、PCR法を用いて、診断の目的で行った場合に限り、患者1人につき1回に限り算定する。検査の実施にあたっては、厚生労働省「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン」(平成16年12月)及び関係学会による「遺伝学的検査に関するガイドライン」(平成15年8月)を遵守すること。

免疫関連遺伝子再構成
2400点 血液学的検査
(※2:135点)
「D006-6」 免疫関連遺伝子再構成は、PCR法、LCR法又はサザンブロット法により、悪性リンパ腫、急性リンパ性白血病又は慢性リンパ性白血病の診断の目的で検査を行った場合に、6月に1回を限度として算定できる。
区分「D004」の穿刺液・採取液検査「13」の悪性腫瘍遺伝子検査、区分「D006-2」血液細胞核酸増幅同定検査(造血器腫瘍核酸増幅同定検査)又は区分「D006-6」免疫関連遺伝子再構成のうちいずれかを同一月中に併せて行った場合には、主たるもののみ算定する。

PAIgG(血小板関連IgG)
200点 免疫学的検査
(※5:144点)
「D011」
免疫血液学的検査の
「5」
PAIgG(血小板関連IgG)は、特発性血小板減少性紫斑病の診断又は経過判定の目的で行った場合に算定する。
HIV-ジェノタイプ薬剤耐性検査 6000点 微生物学的検査
(※6:150点)
「D023」
微生物核酸同定・定量検査の
「18」
HIV-1ジェノタイプ薬剤耐性検査は、抗HIV治療の選択及び再選択の目的で行った場合に、3月に1回を限度として算定できる。
グルカゴン負荷試験 900点 なし 「D288」糖負荷試験の2  
 
注: 下記項目は、準用項目から診療報酬点数表に収載されましたが、収載先の腫瘍マーカーの実施料は算定できず、「悪性腫瘍特異物質治療管理料」の「ロ」の算定となります。
検査項目名 実施料 診療報酬点数表区分 備 考
T型プロコラーゲン-C-プロペプチド精密測定
(170点)
「D009」
腫瘍マーカーの
「9」
T型プロコラーゲン-C-プロペプチド精密測定は、前立腺癌であると既に確定診断された患者に対して、骨転移の診断のために当該検査を行い、当該検査の結果に基づいて計画的な治療管理を行った場合に限り、区分「B001」特定疾患治療管理料の「3」悪性腫瘍特異物質治療管理料の「ロ」を算定する。
T型コラーゲンCテロペプチド精密測定
(170点)
「D009」
腫瘍マーカーの
「9」
T型コラーゲンCテロペプチド精密測定、区分「D008」内分泌学的検査の「15」のT型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTX)精密測定又は「18」の尿中デオキシピリジノリン精密測定は、乳癌、肺癌又は前立腺癌であると既に確定診断された患者について骨転移の診断のために当該検査を行い、当該検査の結果に基づいて計画的な治療管理を行った場合に限り、区分「B001」特定疾患治療管理料の「3」悪性腫瘍特異物質治療管理料の「ロ」を算定する。

特定薬剤治療管理料で適用が拡大されたもの
薬剤名 対象疾患 特定薬剤治療管理料
(月1回)
初回月加算点 検査項目名
1〜3ヵ月 4ヵ月以降
★バルプロ酸ナトリウム 躁うつ病又は躁病 470点 470点 280点
(薬剤の投与を行った初回月のみ加算)
バルプロ酸、遊離バルプロ酸
★カルバマゼピン 躁うつ病又は躁病 カルバマゼピン、遊離カルバマゼピン
タクロリムス水和物
(適用疾患の拡大)
全身型重症筋無力症
又は関節リウマチ
(下線部適用疾患の拡大)
タクロリムス
躁うつ病又は躁病によりバルプロ酸ナトリウム、カルバマゼピンを投与している患者も、4ヶ月以降の点数逓減の対象外となることが、厚生労働省「事務連絡」で追加発表されました。

削除された項目
*印の検査項目は通知等による準用項目です。
旧診療報酬
区分
検査項目名 旧点数
D001 04
メラニン定性 12点
D001 09
細菌尿検査(TTC還元能) 20点
D001 12
パラニトロフェノール 70点
D001 12
カタラーゼ反応 70点
D001 20
成長ホルモン(GH)定量精密測定 〔★1〕 230点
D003 02
ビリルビン定量 14点
D003 02
AMSV 14点
D005 10
ヘモグロビンA1(HbA1) 55点
D005 13
LE現象検査 70点
D006 06
部分トロンボプラスチン時間測定 28点
D006 11
ユーグロブリン溶解時間測定 85点
D006 11
ユーグロブリン分屑プラスミン値測定(Lewis法) 85点
D006 11
プラスミン活性値検査簡易法(福武法、畔柳法) 85点
D007 01
アルブミン・グロブリン比測定 12点
D007 03
総脂質 18点
D007 06
過酸化脂質 22点
D007 09
シアル酸 28点
D007 10
フルクトサミン 29点
D012 02
ポールバンネル反応 29点
D012 40
HIVenvelope抗体価及びHIVcore抗体価精密測定 640点
D016 07
ロゼット法によるリンパ球サブセット検査(種目数にかかわらず一連につき) 310点
D028 基本的検体検査判断料(U) 525点
D101 注4
(他の保険医療機関で作成した)組織標本診断 〔★2〕 (1件につき)
200点
D286 (肝及び腎のクリアランステスト中の)
尿素、クレアチニンのクリアランステスト
150点
D288 02
*ガストリン負荷試験 900点
〔★1〕 D008 成長ホルモン(GH)の例により130点を算定できます。(厚生労働省発表「疑義解釈による。」)
〔★2〕 当該保険医療機関以外の医療機関で作製した組織標本の診断は、この区分から削除され、D104病理診断料(月1回410点)の注2に新設の扱いとなりました。
 
2006総合検査案内掲載の新設保点収載項目
診療報酬点数表区分 実施料 検査項目名 案内書
掲載頁
項目
コード
総合検査案内
検査項目名
「D004」
穿刺液・採取液検査の「12」
600点 髄液MBP 182 2831 7 ミエリン塩基性蛋白(MBP)
「D006-4」 2000点 進行性筋ジストロフィー遺伝子検査 151 0567 2 ジストロフィンDNA欠失
「D006-6」 2400点 免疫関連遺伝子再構成 148 5433 2 免疫グロブリンH鎖JH再構成
148 2304 4 免疫グロブリンH鎖Cμ再構成
148 5434 0 免疫グロブリンL鎖Jκ再構成
148 2305 1 免疫グロブリンL鎖Cκ再構成
148 2306 9 免疫グロブリンL鎖Cλ再構成
149 5435 7 T細胞レセプターβ鎖Cβ1再構成
149 6285 9 T細胞レセプターβ鎖Jβ1再構成
149 6287 3 T細胞レセプターβ鎖Jβ2再構成
149 6282 7 T細胞レセプターγ鎖Jγ再構成
149 6320 3 T細胞レセプターδ鎖Jδ1再構成
「D011」
免疫血液学的検査の「5」
200点 PAIgG(血小板関連IgG) 86 5181 4 PAIgG(血小板関連IgG)
   については、今後保険適用項目とさせていただきます。