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  3. No.2008-14

新規実施項目のお知らせ

謹啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
このたび、下記の検査項目を新たに受託開始いたしますので、ご利用いただきたくご案内いたします。
当社におきましては皆様のご要望に幅広くお応えすべく研鑚を重ねてまいりますので、 今後とも引き続きお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。

敬白

実施日

平成20年 6月 2日 (月) ご依頼分より

新規実施項目

検査項目
  • TARC (Th2ケモカイン)

新規項目内容一覧

項目コード
(統一コード)
検査項目 検体量
(mL)
容器 保存 所要
日数
実施料
判断料
検査
方法
基準値
(単位)
備考
6245 7 TARC
(Th2ケモカイン)
血清
0.3
X
凍結 2〜8   ELISA
小児 (6〜12ヶ月) 1367 未満
小児 (1〜2歳) 998 未満
小児 (2歳以上) 743 未満
成人 450 未満
(pg/mL)
血漿はデータ低下
が見られますので
避けてください。
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TARC (Th2ケモカイン)

アトピー性皮膚炎の重症度を反映するTARC量を測定します。

アトピー性皮膚炎は、患者の多くがアトピー素因をもっており、慢性的に増悪と寛解を繰り返しますが、 症状の程度に応じた適切な治療を行うことにより、 症状がコントロールされた状態に維持されると自然寛解も期待できる疾患です。

しかし、近年、特に成人30歳以上有病率が増加している上に、重症化・難治化傾向が問題となっており、 重症度に応じた適切な治療の重要性が改めて指摘されています。

TARC (thymus and activation-regulated chemokine) は、白血球走化作用を持つケモカインの一種で、 過剰産生されるとTh2細胞を病変局所に引き寄せ、IgE抗体の産生や好酸球の活性化が起こり、 アレルギー炎症反応を惹起すると考えられています。
とりわけ、アトピー性皮膚炎において特異性がみられ、重症になるほど著明に上昇し、軽快に伴い減少します。

本項目は、アトピー性皮膚炎の病勢を客観的に数値化することで、重症度評価の一助として有用です。

疾患との関連

  • アトピー性皮膚炎

関連する主な検査項目

  • IgE (非特異的IgE)
  • LDH
  • 好酸球数

参考資料「アトピー性皮膚炎の重症度判定の目安」

血清TARC値 アトピー性皮膚炎の重症度の目安
成人 700 pg/mL未満 軽症
700 pg/mL以上 中等症以上
小児
(2歳以上)
760 pg/mL未満 軽症
760 pg/mL以上 中等症以上
メーカー資料(添付文書)より引用

検査要項

検査項目名 TARC (Th2ケモカイン)
項目コードNo. 6245 7
検体量 血清 0.3 mL
容器 X (ポリスピッツ)
保存方法 凍結保存してください。
所要日数 2〜8日
検査方法 ELISA
基準値
(単位)
小児 (6〜12ヶ月) 1367 未満
小児 (1〜2歳) 998 未満
小児 (2歳以上) 743 未満
成人 450 未満
(pg/mL)
検査実施料 未収載
検査判断料 未収載
備考 血漿はデータ低下が見られますので避けてください。

参考文献

  1. 石田 俊雄, 他 : 医学と薬学58 (6) : 901〜907, 2007. (検査方法参考文献)
  2. 藤澤 隆夫, 他 : 日本小児アレルギー学会誌19 (5) : 744〜757,2005.
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